咲耶、ネム、シャオラン。
おなじみの三人が、また動き出します。
原点はCryptoNinja。TVアニメ『忍ばない!クリプトニンジャ咲耶』の世界観も参考にした、二次創作の小説です。
考えるより先に体が動く咲耶と、短くツッコむネムはそのまま。岩爺もコンガ師匠も、狐白も登場します。雑賀の弁天も、咲耶と志乃を引き合わせる役で物語を動かします。
アニメを観た人なら、ニヤッとする台詞も、こっそり入れました。
Kindle小説
クリプトニンジャ咲耶、見えなくなって覚えたiPhoneのVoiceOver
目が見えなくなった忍び・咲耶が、iPhoneの声と仲間を頼りに、自分の方法を見つけていく物語です。
甲賀のくノ一・咲耶は、水車小屋での任務の途中で、敵の術「こっか」を受けます。
命に別状はありません。
けれど、目が見えなくなりました。
数日たっても、光は戻らない。
置いたはずのiPhoneが見つからない。拾ってもらっても、画面に何が出ているのか分からない。昨日まで使っていた道具が、急に自分のものではなくなったようでした。
「画面を見ずに使う方法があるらしい。VoiceOverっていう、iPhoneにもともと入ってる機能」
ネム(第1章)
咲耶の、新しい修行がはじまります。
読む人によって、入口が少しずつ違う本です。
原点はCryptoNinja。TVアニメ『忍ばない!クリプトニンジャ咲耶』の世界観も参考にした、二次創作の小説です。
考えるより先に体が動く咲耶と、短くツッコむネムはそのまま。岩爺もコンガ師匠も、狐白も登場します。雑賀の弁天も、咲耶と志乃を引き合わせる役で物語を動かします。
アニメを観た人なら、ニヤッとする台詞も、こっそり入れました。
作中のiPhoneの操作は、執筆時に最新のiOSを入れたiPhoneで、ひとつずつ試しながら書いています。咲耶と一緒に「先に教えてください」と言いたくなるところも、たぶんあります。
VoiceOverは、iPhoneに最初から入っている機能です。アプリを入れる必要も、何かを買う必要もありません。
各章の終わりには「咲耶と試すVoiceOver」というコーナーがあります。その章で咲耶が覚えた操作を、短い手順と図解でまとめました。
一つの章で覚えるのは、一つから三つまで。全部を覚えなくても大丈夫です。
咲耶にVoiceOverを教えるのは、医師の助言から、岩爺と弁天を通じてつながった志乃。毎日VoiceOverを使っている人です。咲耶も、練習して、失敗して、疲れて、休みながら、少しずつ覚えていきます。
ただし、この本はVoiceOverを一から使いこなすための教本ではありません。文字の入力は音声入力だけを紹介していて、キーボードでの入力や詳しい設定までは扱っていません。どんなことが分かるかは、「この本でわかること・扱っていないこと」にまとめています。
見えにくくなった本人も不安ですが、そばにいる人も「何をしてあげればいいんだろう」と迷います。
咲耶の祖父・岩爺も、口数は少ないまま、孫が自分で試す時間を待ちます。仲間が気を利かせて代わりに操作しようとしたとき、咲耶はこう伝えます。
「急ぎなら教えてください。でも、代わりに開く前に聞いてほしいです」
咲耶(第3章)
物語の中では、声をかけてから腕を貸す、段差は一、二歩手前で伝える、といった手引きのしかたを、咲耶と仲間が一緒に決めていきます。巻末には、眼科や福祉の窓口など、相談できる先の例もまとめました。
購入してから「思っていたのと違った」とならないように、ざっくりまとめました。細かい手順は、物語と各章の終わりのコーナーで、咲耶と一緒に確かめてください。
文字入力まで全部説明すると、小説ではなく操作の本になってしまいます。なので、この本では音声入力だけにしました。
VoiceOverは、iPhoneに最初から入っている、画面の内容を声で読み上げる機能(スクリーンリーダー)です。iPhoneを持っているなら、その声はすぐに聞けます。
ただし、先に止め方を覚えてください。
Siriを使っていない場合は、オンにする前に、サイドボタンを3回押して切り替える設定(アクセシビリティショートカット)をしておくか、VoiceOverを使っている人と一緒に試してください。
VoiceOverがオンのあいだは、いつものタップではアプリが開きません。開くときは、二回続けてトントンとたたきます。初めてオンにしたときは確認の画面が出ることがあります。「OK」と読み上げられたら、二回トントンとたたいて閉じてください。言い方や画面は、iPhoneの機種やiOSのバージョンで変わることがあります。
VoiceOverが今選んでいる項目は、見える人には四角い枠で見えます。これが「VoiceOverカーソル」です。
この見本のiPhoneの画面は、「見本をさわってみる」を押すと、指やマウスで直接さわれます。VoiceOverがオンのときと同じように、白い四角い枠(VoiceOverカーソル)が動きます。
キーボードでは、画面を選んでから、左右の矢印キーで移動、Enterキーで開く、Escapeキーでホーム画面へ戻ります。VoiceOverなどのスクリーンリーダーがオンのときは、画面への指の操作をスクリーンリーダーが先に受け取るため、この見本は思ったとおりに動きません。まだVoiceOverを使ったことがない人に向けた見本です。
配信者になる夢を話す咲耶と、ネムの、任務前の朝。
黒霞を受け、見えなくなる。VoiceOverという選択肢を知る。
初めてiPhoneの声を聞く。Siriでオンとオフ。
触れる、右へ払う、ダブルタップ。指先で探す練習。
早く覚えたくて、聞きすぎた夜。集中と疲れ。
報告を一通ずつ聞いて、仲間が見落としたものに気づく。
夜の縁側に、思いがけない訪問者。
仲間と、手引きや段差の伝え方を決める。
自分の方法で、役割を果たす。
疲れた夜は、聞くほうが楽なこともある。
操作のまとめと、相談先の例。
この本を書いたきっかけと、著者のこと。
この物語の主人公。明るく、考えるより先に体が動く。夢は配信者。任務中に黒霞を受け、目が見えなくなる。
咲耶のいちばん近くにいる仲間。眠たげで、ツッコミは短い。ひよこのピヨチと、うさぎのウサピを連れている。
怖がりだけれど、任された役目は投げ出さない。パンダのリーリーと、夜の水車小屋を見回る。
甲賀の長老で、咲耶の祖父。言葉は少ないが、孫のことをいつも気にかけている。
くノ一たちの師範。世話焼きで、弟子たちを放っておけない。
頭領の孫市に代わって、雑賀の里を任されている。
弁天の紹介で、咲耶のもとへ来る。iPhoneのVoiceOverを毎日使っている。
狐の面をつけ、刀を使う。咲耶とは、ほとんど言葉を交わしたことがない。
咲耶やネムたちは、CryptoNinjaというプロジェクトから生まれたキャラクターです。
TVアニメ『忍ばない!クリプトニンジャ咲耶』も、このCryptoNinjaから広がった作品の一つ。この本は、アニメの世界観を参考にしながら、原点のCryptoNinjaをもとに書いた二次創作の小説です。
CryptoNinjaは、利用ガイドラインの範囲であれば、ファンが小説やマンガ、グッズなどを作って販売することを認めています。TVアニメにも二次創作ガイドラインがあり、個人で活動するクリエイターが自分の二次創作を販売することを認めています。だから、こうして一冊の本にすることができました。
咲耶たちのことをもっと知りたくなったら、CryptoNinjaのコミュニティ「Ninja DAO」のDiscordも、のぞいてみてください。
VoiceOverは、困ったときだけの道具ではありません。疲れた夜にも、咲耶が自分で選べる方法の一つとして描いています。
iPhoneに最初から入っている、画面の内容を音声で読み上げる機能(スクリーンリーダー)です。アプリを入れたり、何かを買ったりする必要はありません。オンにすると、画面に触れた項目の名前が読み上げられ、ダブルタップで開くなど、操作の仕方が変わります。
いちばん簡単なのは、Siriに「VoiceOverをオンにして」「VoiceOverをオフにして」と頼む方法です。「設定」の「アクセシビリティ」からも切り替えられますが、VoiceOverがオンのあいだは、設定の画面でも操作が変わります。項目に触れて名前を聞いてから、2回トントンとたたいて進み、VoiceOverのスイッチも同じように切り替えます。Siriを使っていない場合は、先にサイドボタン3回で切り替える設定をしておくか、VoiceOverを使っている人と一緒に試すと安心です。
いいえ。この本は、VoiceOverを一から使いこなすための教本ではありません。VoiceOverとはどんなものか、オン・オフのしかた、触れる・右へ払う・ダブルタップなどの基本を紹介しています。文字の入力は音声入力だけで、キーボードでの入力や詳しい設定は扱っていません。VoiceOverを知る入口として読んでください。「この本でわかること・扱っていないこと」も、あわせて見てみてください。
読めます。登場人物紹介のページがあり、VoiceOverの操作も、物語に出てくる順に一つずつ説明しています。
VoiceOverという方法があると知り、本人と一緒に試してみる入口になります。ただ、この本は入門です。毎日の生活や練習については、眼科や福祉の窓口、VoiceOverを使っている人に相談することをおすすめします。巻末に相談先の例をまとめています。
読めます。Kindleアプリを入れれば、スマートフォンやタブレット、パソコンでも読めます。
この本は小説です。VoiceOverとはどんなものか、オン・オフのしかた、基本の操作を紹介していますが、初めての人が一からVoiceOverを使いこなすための教本ではありません。文字の入力は音声入力だけを紹介していて、キーボードでの入力や詳しい設定は扱っていません。大まかな内容は「この本でわかること・扱っていないこと」にまとめています。
価格・Kindle Unlimited対応は2026年10月15日確認。最新の販売条件はAmazonの商品ページでご確認ください。