WordPressでコメントを一括でオフにする方法をご紹介

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wordpress/ワードプレス

こんにちは。あすかです。

先日、知り合いの方から
WordPressでコメントをオフにする方法ってありますか?」と
質問されたので、この記事を書くことにしました。

質問してくださった方は、とりあえずWordPressを入れて記事を書き始めたのですが、
コメント機能がオンになっていてオフにしたいとのこと。
さらに、過去の記事も一括でオフにしたいという要望でした。

WordPressには、いくつかの方法でコメントをオフにする方法があります。
この記事では、それらの方法を詳しく解説していきます。
目次から必要に合わせてお読みください。

目次

全体設定でコメントを無効にする

この方法は、新しく作成する投稿に対してコメントを無効にします。
既存の投稿には影響しませんが、今後作成するすべての投稿に適用されるため、長期的な設定として効果的です。

手順:

  1. WordPressの管理画面にログインします。
  2. 左側のメニューから「設定」→「ディスカッション」を選択します。
  3. 「デフォルトの投稿設定」セクションを探します。
  4. 「新しい投稿へのコメントを許可」のチェックボックスを外します。
  5. ページ下部の「変更を保存」ボタンをクリックします。

注意点:

  • この設定は新しい投稿にのみ適用されます。
  • 既存の投稿のコメント設定は変更されません。
  • 個別の投稿では、この設定を上書きすることができます。

既存の投稿のコメントを一括で無効にする

すでに公開されている複数の投稿のコメントを一度に無効にしたい場合は、以下の手順を実行します。

手順:

  1. 管理画面の左側メニューから「投稿」→「投稿一覧」を選択します。
  2. コメントを無効にしたい投稿のチェックボックスにチェックを入れます。
  • すべての投稿を選択する場合は、一覧の上部にあるチェックボックスを使用します。
  1. 「一括操作」ドロップダウンメニューから「編集」を選択します。
  2. 「適用」ボタンをクリックします。
  3. 表示された一括編集画面で、「コメント」セクションを探します。
  4. 「コメント」ドロップダウンメニューから「許可しない」を選択します。
  5. 「更新」ボタンをクリックして変更を適用します。

注意点:

  • この操作は選択した投稿にのみ適用されます。
  • 一度に大量の投稿を編集する場合、サーバーの負荷が高くなる可能性があります。
  • 誤って重要な投稿のコメントを無効にしないよう、慎重に選択してください。

古い投稿のコメントを自動的に無効にする

一定期間が経過した投稿のコメントを自動的に無効にすることで、
スパムコメントのリスクを減らし、管理の手間を軽減できます。

手順:

  1. 管理画面の「設定」→「ディスカッション」に移動します。
  2. 「その他のコメント設定」セクションを探します。
  3. 「●日以上前の投稿のコメントフォームを自動的に閉じる」のチェックボックスにチェックを入れます。
  4. 日数を指定します(例:30日、60日、90日など)。
  5. 「変更を保存」ボタンをクリックします。

メリット:

  • 古い投稿へのスパムコメントを防ぐことができます。
  • 最新の投稿にのみコメントを集中させることができます。
  • 自動化されるため、手動での管理が不要です。

注意点:

  • 設定した日数以降は、読者がコメントを残せなくなります。
  • 重要な議論が続いている古い投稿がある場合は、個別に設定を上書きする必要があります。

プラグインやテーマファイルをカスタマイズする方法

ここからはプラグインを入れたり、
テーマファイルをカスタマイズする方法なので、
変更する前には、バックアップを忘れずにしてくださいね。
多少知識が必要ですし、あまり自信がないという人は上にご紹介した方法をおすすめします。

プラグインや、テーマファイルや、
それぞれのバージョンによって多少異なる場合もありますので
適宜読み替えてください。

プラグインを使用してコメントを無効にする

プラグインを使用すると、より柔軟かつ簡単にコメント機能を管理できます。
コメント管理のプラグインはいくつかあると思うのですが、
ここでは、人気のプラグイン「Disable Comments」を例に説明します。

手順:

  1. 管理画面の「プラグイン」→「新規追加」を選択します。
  2. 検索バーに「Disable Comments」と入力し、検索します。
  3. 「Disable Comments」プラグインを見つけたら、「今すぐインストール」をクリックします。
  4. インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。
  5. 有効化後、「設定」→「Disable Comments」に移動します。
  6. 以下のオプションから選択します:
  • すべてのコメントを無効にする
  • 特定の投稿タイプでコメントを無効にする
  • コメント機能を完全に削除する
  1. 設定を選択したら、「変更を保存」をクリックします。

メリット:

  • 細かい設定が可能です(例:特定の投稿タイプのみコメントを無効にするなど)。
  • コメント機能を完全に削除することで、サイトのパフォーマンスを向上させることができます。
  • 管理画面からコメント関連のメニューやウィジェットを非表示にできます。

デメリット:

  • 追加のプラグインを使用するため、サイトの負荷が若干増加する可能性があります。
  • プラグインの互換性問題が発生する可能性があります。

テーマファイルを編集してコメントを完全に削除する

より高度な方法として、テーマファイルを直接編集してコメント機能を完全に削除することができます。
この方法は、技術的な知識が必要で、リスクを伴うため、バックアップを取った上で慎重に行ってください。

手順:

  1. FTPクライアントまたはファイルマネージャーを使用して、WordPressのテーマフォルダにアクセスします。
  2. 使用中のテーマのフォルダを開きます。
  3. comments.phpファイルを探し、編集モードで開きます。
  4. ファイルの内容を以下のコードに置き換えます:
<?php
// コメントを完全に無効化
?>
  1. 変更を保存し、ファイルをアップロードします。

注意点:

  • この方法はテーマに依存するため、テーマを変更すると再度設定が必要になります。
  • 子テーマを使用している場合は、親テーマのcomments.phpをコピーして子テーマフォルダに配置し、そちらを編集してください。
  • テーマのアップデート時に変更が上書きされる可能性があるため、注意が必要です。

特定のページや投稿タイプでコメントを無効にする

サイトの一部のコンテンツのみでコメントを無効にしたい場合、以下の方法を使用できます。

個別の投稿やページでコメントを無効にする:

  1. 投稿または固定ページの編集画面を開きます。
  2. 画面右側の「ディスカッション」ボックスを探します(表示されていない場合は、画面右上の「オプション」から表示設定を変更)。
  3. 「コメントを許可」のチェックボックスを外します。
  4. 「更新」または「公開」ボタンをクリックして変更を保存します。

特定の投稿タイプでコメントを無効にする:

この設定には、少しのコーディングが必要です。functions.phpファイルに以下のコードを追加します:

function disable_comments_on_specific_post_types($open, $post_id) {
    $post = get_post($post_id);
    if ($post->post_type == 'page') { // 'page'を対象の投稿タイプに変更
        return false;
    }
    return $open;
}
add_filter('comments_open', 'disable_comments_on_specific_post_types', 10, 2);

このコードは固定ページ(’page’)でコメントを無効にします。他の投稿タイプに適用する場合は、’page’を目的の投稿タイプに変更してください。

まとめ

WordPressでコメントを一括でオフにする方法は複数あり、それぞれに長所と短所があります。
サイトの目的や運営方針、技術に応じて最適な方法を選択してください。

  • 全体設定での無効化は、新規投稿に対して簡単に適用できます。
  • 既存投稿の一括編集は、過去のコンテンツを管理するのに効果的です。
  • プラグインの使用は、柔軟な設定と簡単な管理を提供します。
  • 古い投稿の自動無効化は、長期的な管理の手間を軽減します。
  • テーマファイルの編集は、コメント機能を完全に削除したい場合に有効です。
  • 特定のページや投稿タイプでの無効化は、きめ細かい制御が必要な場合に適しています。

サイト運営方針に応じてコメント設定を見直し、
サイトの成長に合わせて最適な方法を選択することをお勧めします。

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