こんにちは。あすかです。
今回は、私が管理しているWordPressのクライアント様からいただいた要望への対応方法をご紹介します。
WordPressテーマ「Lightning」のカスタマイズをお考えの方は、参考にしてください。
今回のカスタマイズ内容は、WordPressテーマ「Lightning」でカテゴリー記事一覧ページからカテゴリー名のリンクを非表示にする方法です。
これは、カスタムCSSを追加することで実現できます。
目次
カテゴリー記事一覧ページからカテゴリー名のリンクを非表示にするカスタマイズ
以下の手順で設定が可能です
- WordPress管理画面にログインし、外観メニューから「カスタマイズ」を選択します。
- 「追加CSS」をクリックし、以下のコードを入力します。
.category-link-class {
display: none;
}
※.category-link-class
は実際のクラス名に置き換えてください。
※参考として、今回Lightningでの実際のクラス名は「.vk_post_imgOuter_singleTermLabel」でしたので、以下のように設定しました:
.vk_post_imgOuter_singleTermLabel {
display: none;
}
- 「公開」ボタンを押して変更を保存します。
この手順で、カテゴリー名のリンクが非表示となります。
この設定がリクエストされた背景はアクセシビリティ向上のため
この機能の実装背景について、クライアント様から興味深いお話を伺いましたので、参考までにご紹介させていただきます。
ただし、すべてのサイトでこのカスタマイズをすれば、アクセシビリティ対応になるというわけではないので、各サイトで検証の必要はあると思います。
今回カスタマイズを行ったサイトは、VoiceOverユーザーの方々の利用を想定したページでした。VoiceOverユーザーにとって、スワイプ操作の回数が少ないほうが使いやすいという観点から、このカスタマイズが要望されました。
スワイプの回数が多くなるほど、操作の負担が大きくなるためです。
このような形でのアクセシビリティ対応があることを、実際の現場で学ばせていただきました。