WordPressサイト制作をプロに依頼するといくらかかる?料金相場と失敗しない業者の選び方【チェックリスト付】

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WordPressサイト制作の料金相場は?のアイキャッチ

「自分のビジネスや活動のために、ちゃんとしたWordPressサイトが欲しい」
「でも、制作会社やフリーランスに頼むと、一体いくらかかるんだろう…?」

そう思って、依頼に一歩踏み出せないでいる方は、実は非常に多くいらっしゃいます。
検索してみても、料金表は「10万円~」や「応相談」ばかり。何にいくらかかるのかが不透明で、不安になってしまいますよね。

こんにちは。Webサイト制作やKindle出版のサポートをしているアスカネットの飛鳥です。
この記事では、WordPressサイト制作の費用に「なぜ幅があるのか」という内訳から、目的別のリアルな料金相場、そして最も重要な「失敗しない制作パートナーの選び方」まで、プロの視点から分かりやすく解説します。

目次

なぜ料金にこれほどの幅が?WordPress制作費の内訳

まず理解しておきたいのは、「WordPressサイト制作」は定価のある商品ではない、ということです。料金は、主に以下の3つの要素の組み合わせで決まります。

  1. デザインの作り方
    • テンプレートデザイン: 既存のデザインテンプレートを基に作成します。費用を抑えられますが、デザインの自由度は低くなります。
    • オリジナルデザイン: あなたのビジネスやブランドイメージに合わせて、デザイナーが一からデザインを作成します。費用は高くなりますが、独自性と魅力のあるサイトになります。
  2. サイトの規模と機能
    • ページ数: 5ページのサイトと30ページのサイトでは、当然ながら工数が全く異なります。
    • 機能の追加: 予約システム、ECサイト(ネットショップ)、会員制機能など、特別な機能を追加する場合は、その開発費用が上乗せされます。
  3. 依頼先
    • フリーランス(個人): 個人で活動しているため、比較的費用を抑えやすい傾向にあります。柔軟な対応も期待できます。
    • Web制作会社: チームで対応するため、大規模なサイトや複雑な案件にも対応できます。一般的にフリーランスより費用は高くなります。

これらの要素をどう組み合わせるかによって、料金が大きく変動するのです。

【目的別】WordPressサイト制作の料金相場

では、具体的にどれくらいの予算を見ればよいのでしょうか。目的別に3つの価格帯に分けて見ていきましょう。

10万円~30万円:名刺代わりのシンプルなサイト

この価格帯は、主にフリーランスに依頼し、テンプレートデザインを活用して作るケースです。

  • 目的: とにかくコストを抑えて、最低限の情報を載せた公式サイトを持ちたい。
  • ページ数: 3~5ページ程度(トップ、サービス内容、会社概要、お問い合わせなど)
  • できること: 事業の基本情報を伝え、信頼性を担保する。お知らせなど、簡単な更新は自分で行える。
  • 向いている方: 開業したばかりの個人事業主、小規模な店舗、立ち上げてまだ間もない地域で活動する団体や、NPO、イベントの特設サイト。

30万円~80万円:一般的なコーポレートサイト

オリジナルデザインを取り入れ、ビジネスの顔としてしっかり機能するサイトを作る場合の、最も一般的な価格帯です。フリーランス、制作会社のどちらも選択肢に入ります。

  • 目的: ブランディングを意識し、サービスの魅力をしっかり伝えたい。Webからの問い合わせを増やしたい。
  • ページ数: 10~15ページ程度
  • できること: オリジナルデザインでのブランドイメージ構築、ブログ機能での情報発信、基本的なSEO対策など。
  • 向いている方: 信頼性を高め、Webを事業のツールとして活用したい、ほとんどの事業者の方。

80万円以上:集客や多機能を目的としたサイト

EC機能や予約システムなど、Webサイト自体が事業の核となるような、複雑な機能を実装する場合の価格帯です。主にWeb制作会社への依頼となります。

  • 目的: サイトで商品を販売したい、Webサービスを展開したい、大規模なメディアを運営したい。
  • ページ数: 20ページ以上~
  • できること: EC機能、会員登録・ログイン機能、Web予約システム、ポータルサイト機能など、要件に応じた様々なカスタム開発。
  • 向いている方: ECサイト事業者、Webサービス事業者、採用活動に力を入れたい企業など。

失敗しない制作パートナー選び【5つのチェックリスト】

料金以上に大切なのが、「誰に頼むか」です。良いパートナーは、あなたのビジネスを成功に導いてくれます。以下の5つのポイントを、ぜひチェックしてみてください。

  1. □ 実績(ポートフォリオ)は、あなたの目指す方向性と合っているか?
    ただ綺麗なだけでなく、ご自身が「こんなサイトにしたい」と感じる雰囲気の制作実績があるかを確認しましょう。
  2. □ ヒアリングは丁寧で、ビジネスの目的を理解しようとしてくれるか?
    「何を作りたいか」だけでなく、「なぜ作りたいのか」「サイトで何を達成したいのか」という、あなたのビジネスの目的まで深く聞いてくれるパートナーは信頼できます。
  3. □ 見積もりの内訳は明確か?
    「ホームページ制作一式」のような大雑把な見積もりではなく、「どの作業に」「いくらかかるのか」をきちんと説明してくれるかを確認しましょう。
  4. □ 公開後のサポート体制は整っているか?
    サイトは作って終わりではありません。公開後の更新作業のサポートや、操作方法のレクチャー、トラブル対応など、どこまでサポートしてくれるのかを事前に確認しておきましょう。
  5. □ 品質の高さ(アクセシビリティ等)へのこだわりはあるか?
    これは見落とされがちですが、非常に重要です。例えば、高齢の方や障害のある方でも使いやすい「アクセシビリティ」に配慮して作られたサイトは、結果的にすべての人にとって分かりやすく、Googleからの評価も高まります。 こうした品質へのこだわりを持っているかは、プロフェッショナルを見極める良い指標になります。

まとめ:大切なのは「価格」と「目的」のバランスです

WordPressサイトの制作費用は、まさにピンからキリまでです。
大切なのは、まずあなたが「サイトで何を達成したいのか」という目的を明確にし、その目的に見合った予算と、信頼できるパートナーを見つけることです。

もし、「自分の場合はいくらくらいが妥当なんだろう?」「誰に相談すればいいか分からない」と悩んでしまったら、ぜひ一度、私にお話を聞かせてください。

私は、特定の制作会社に所属しないフリーランスとして、あなたのビジネスの目的やご予算を丁寧にお伺いし、最適なプランをご提案することを得意としています。特に、誰にとっても分かりやすいサイト設計には、こだわりと経験があります。

いきなり依頼を決める必要はありません。まずは、あなたの想いを整理する「壁打ち相手」として、お気軽にご相談いただければうれしいです。

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