Kindle出版で本を出す手順を初心者向けに解説!費用は?原稿は?一人で悩む前に知っておきたいこと

当ページのリンクには広告が含まれています。
Kindle書籍出版で本を出す方法のアイキャッチ

「いつか、自分の本を出版してみたい」
「自分の知識や経験を、一冊の本という形にして誰かに届けたい」

そんな風に考えたことはありませんか?
かつて出版は、一部の選ばれた人だけの特別なものでした。しかし今は違います。Amazonの「Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)」を使えば、誰でも、驚くほど手軽に電子書籍を出版し、世界中の人に届けることができるのです。

こんにちは。Webサイト制作の傍ら、自身の著書のKindle出版や、そのサポートをしているアスカネットの飛鳥です。
この記事では、「何から手をつければいいの?」「費用は?」「原稿ってどうすれば?」といった初心者が抱える疑問に一つずつお答えしながら、Kindle出版の全手順を分かりやすく解説していきます。

目次

Kindle出版の全体像:7つのステップ

まず、全体像を掴みましょう。Kindle出版は、大きく分けて以下の7つのステップで進んでいきます。

  1. 原稿を執筆する
  2. 原稿を編集・校正する
  3. 本の表紙(カバー画像)を作成する
  4. KDPアカウントを登録する
  5. 本の情報を入力し、ファイルをアップロードする
  6. 価格を設定する
  7. 出版ボタンを押す!

こうして見ると、意外とシンプルだと思いませんか?一つ一つのステップは、決して難しいものではありません。

気になる費用は?実は「0円」から始められる

多くの方が心配するのが費用ですが、驚くことに、KDPで電子書籍を出版する手続き自体の費用は「0円」です。Amazonへの登録料や掲載料は一切かかりません。

ただし、本のクオリティを高めるために、以下のようなことにお金をかける方もいます。ここが、費用が発生するポイントです。

  • 表紙デザイン: 無料のツール(Canvaなど)で自作すれば0円。プロのデザイナーに依頼すれば数万円~。
  • 編集・校正: 自分で何度も読み返せば0円。プロに依頼すれば文字数に応じて数万円~。
  • 出版サポート: すべて自分で行えば0円。登録やデータ作成の代行を依頼する場合は数千円~数万円。

つまり、すべてご自身で完結させれば、完全に無料で自分の本を出版することも可能なのです。

「どんな原稿」を用意すればいい?

「出版するほどの立派な原稿なんて書けない…」と心配する必要はありません。実は、様々なものがKindle本の原稿になります。

  • ブログ記事の再編集: これまで書き溜めたブログ記事を、テーマに沿って整理し、加筆修正すれば立派な一冊になります。
  • あなたの専門知識やノウハウ: あなたが仕事や趣味で培ってきた専門知識(例:マッサージの技術、Webサイトの作り方、特定のツールの使い方など)は、それを知りたい人にとっては非常に価値のあるコンテンツです。
  • 小説やエッセイ、詩集: あなたが創作した物語や、日々の想いを綴った文章も、もちろん出版できます。
  • 写真集やイラスト集: 文章だけでなく、写真やイラストがメインの作品集も出版可能です。

身構えずに、「自分のこの知識は、誰かの役に立つかもしれない」という視点で考えてみてください。

初心者のためのKDP出版【実践チェックリスト】

それでは、具体的な流れをチェックしていきましょう。

準備編:出版前に必要な「3つのもの」

まず、これだけは準備しておきましょう。

  1. 原稿ファイル
    Word(.docx)やテキストファイルでOKです。特別な形式は必要ありません。
    【ワンポイントアドバイス】
    原稿作成はGoogleドキュメントがおすすめ!個人的には、Googleドキュメントで原稿を作成するのもおすすめです。私のようにAI(Geminiなど)と共同で作業を進めやすいですし、インターネット環境さえあれば、自宅のPC、外出先のカフェ、スマホからでも、端末を選ばずに編集できるので非常に便利ですよ。
  2. 表紙画像ファイル
    JPEG形式の画像データです。本の「顔」になる最も重要なパーツです。
    サイズを間違えるとエラーになるため、以下の公式推奨サイズを参考に作成しましょう。
    • 推奨サイズ: 高さ 2,560px, 幅 1,600px
    • 縦横比: 1.6:1
    • 最小サイズ: 高さ 1,000px, 幅 625px
  3. KDPアカウント
    あなたのAmazonアカウントがあれば、すぐに登録を開始できます。収益を受け取るための銀行口座情報なども準備しておきましょう。 KDPへの登録作業が、最初のハードルだと高く感じる方もいるかもしれません。ですが、一つずつ順を追って進めていけば、決して難しいものではありません。もし、どうしてもこの部分だけが不安だという場合は、登録作業だけをサポートするようなサービス(ココナラなど)もありますし、もちろん私自身もご相談に応じています。

登録編:KDPに本を登録する流れ

準備ができたら、いよいよKDPのサイトで出版手続きです。

  1. 「本棚」で新しい本を作成: KDPにログインし、「電子書籍または有料マンガ」を選択します。
  2. 電子書籍の詳細情報の入力: タイトル、著者名、内容紹介、キーワードなどを入力します。
  3. 電子書籍のコンテンツのアップロード: 準備した原稿ファイルと、表紙画像ファイルをアップロードします。
  4. 電子書籍の価格設定: 本の価格と、印税(ロイヤリティ)のパーセンテージ(35% or 70%)を決めます。

すべての項目を入力し終えたら、あとは「電子書籍を出版」ボタンを押すだけ。審査が完了すれば、数時間~数日後には、世界中のAmazonストアにあなたの本が並びます。

まとめ:一人で悩む前に、気軽に相談を

ここまで読んで、「意外と自分にもできそう!」と感じた方もいれば、「やっぱり、やることが多くて大変そう…」「一人で全部できるか不安…」と感じた方もいるかもしれません。

その気持ち、とてもよく分かります。
特に、初めての出版では、操作方法が分からなかったり、データの形式でつまづいたり、本当にこれで良いのかと不安になったりするものです。

もしあなたが、Kindle出版への一歩をためらっているのであれば、いきなり全てを自分でやろうとせずに、まずは気軽に相談できる相手を見つけてみませんか?

私は、アスカネットとして、ご自身の知識や経験を本という形にしたいと願う方のための「Kindle出版サポート」も行っています。
「原稿と表紙はあるから、登録だけ手伝ってほしい」という簡易な代行から、「表紙デザインや編集も含めて相談したい」というプランまで、あなたの状況に合わせて柔軟に対応します。

いきなり依頼を決める必要はありません。まずは、あなたの「こんな本を出してみたい」という想をお聞かせください。一緒に、その夢を形にするお手伝いができれば嬉しいです。

シェアしてくださればウレシイです。
  • URLをコピーしました!
目次